【SAS】SASを勉強するにはどうすればいいの?

技術メモ

こんにちは、猫池です。

突然ですが、SASってご存知ですか?統計やデータ分析のためのプログラミング言語で、昔々からある言語です。昔からあるのですが、医薬品系や金融系でよく使われていますが、日本ではあまり有名ではありません。

実は私はSASをちょぴっとだけ書けまして、たまーにそれで重宝されたりします。もっとSASを使う人が増えればいいのになあと思い、SAS初心者向けに「どうやって勉強すればいいの?」といったあたりを本記事にまとめようと思います。

データサイエンティスト(という言葉もむにゃむにゃしてますが…)を目指す方は、SASを書けて損はないと思いますよ。

そもそもSASって何?

SASとは、Statistical Analysis Systemの略です。

世界的に人気の高い統計解析ソフトウェアで、データベースなどに蓄積されたデータを統計的手法をはじめとする様々な解析手法を用いて分析し、結果を表やグラフなどで表すことができる。
最初のバージョンは1960年代に開発され、米NASAがアポロ計画に採用したことなどから有名となり、1970年代から主に大学や研究所などで科学・工学分野の学術研究に用いられてきた。

IT用語辞典 e-Wordsより)

よく引き合いに出されるのがRやSPSSです。個人的な体感としては、「RかSAS」なイメージがあります。

おすすめの参考書

はっきり言うと、私にとってはおすすめの参考書は本屋さんにはありません。体系だった参考書が見つからないんです…。上級者向けのコアな参考書はいくつかありますが、「とりあえず初心者はこれ読んどけばOK!」というものはあまりないんです。

おすすめの参考書として挙げられるとすれば、SAS社が出しているマニュアルだと思います。

  • Base Programming for SAS9 完全ガイド(19,440円)
  • Advanced Programming for SAS9 完全ガイド(19,440円)

でもこれ、高くないですか?実は私、Base Programming for SASの方は持っている(ver8ですが)んですが、高いな~~~と思って買いました。ちょっとやってみよう!という方にはお高いですよね。会社からお金を出してもらえる場合はいいですが、直近の業務に関係ないけどスキルアップとしてやっておきたい方や、学生さんにはツラい金額だと思います。

余談ですが、SAS社がやっているトレーニングもお高いんですよね(笑)。10万~20万くらいかかります。

本よりe-learningがおすすめ!

でも大丈夫。実は、SAS社が立派なe-learningを用意してくれているんです。

これとってもいいんですよ!ガリガリ書かせるというより、SAS StudioというGUIツールを利用しながらのチュートリアルなんですが、初めの一歩としてはこれで十分かなと思います。データの取り出し・加工・統計解析くらいまでの体系だったチュートリアルになっていて、しかもちゃんと日本語字幕がついているんです。

ただし、日本語字幕は映像とはほとんどリンクしていません…。発音など聞き取りやすいので、ある程度英語が聞ける人はあまり字幕を見ない方が気持ち悪くないかも知れません。

なお、couseraにもSASのプログラムがあります。

こちらも基本的にはSAS Studioを使ったチュートリアルのようなものになっています。そんなに違いはないかなあと思いますが、couseraの場合は月額がかかる代わりに(最初の7日間はフリートライアル)、LinkedInなどに履修証明を出してもらえます。また、他の履修生や講師とディスカッションできますので、インタラクティブな方がいいなと言う方はcouseraですね。ただし、全て英語になります。

勉強する環境はどうすればいい?

実は、これもSAS社が用意してくれているんです!SAS University EditionまたはSAS OnDemand for Academicsというのが無料でありまして、営利目的でなければ使えることになっています。

SAS University Editionの場合は、VMwareなどの仮想マシンを用意する必要があります。インストーラを提供というより、既にインストールされている環境が提供されているという方が近いですね。仮想マシンを用意し、SAS University Editionをインポートすることで使えます。

SAS OnDemand for Academicsの場合は、クラウドで提供されているのでアクセスするだけです。使用するにあたって、登録は必要です。

どちらがおすすめとかは個々の環境によるのですが、自分のマシンの容量を食うのも…ということで私はSAS OnDemand for Academicsを使っています。マシン容量めちゃくちゃあるよ!という方はSAS University Editionでも。最初にSAS OnDemand for Academicsを使ってみて、面白くなってきたらSAS University Editionを入れてみる、でもいいかな~と思います。

まとめ

というわけで、SASを始めてみたい方向けのご紹介でした。SASはニッチな言語なのですが、その分、書けると重宝される場面もたまにあったりなかったり。すごく高度なことまでできなくとも、基本的なコードだけでも書けると、思わぬ場面で役に立つかもしれません。

最後までお読みくださりありがとうございました!

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